Cotoami成長記録 (5) – リアルタイムチャット

ようやくチャットが出来るようになりましたー(ウハウハ)。

他のメンバーが同じコトノマに接続していれば、投稿の内容をリアルタイムに共有出来ます。

上の動画にあるように、チャット中に新しい話題に移りたくなった場合は、新しいコトノマをタイムラインに投稿してメンバーをそちらに誘導する、なんてことも出来るようになりました。

メンバーがコトノマに接続しているかどうかは、以下のように、表示の濃淡で分かるようになっています。

チャットが出来て、入れ子にすることが可能なコトノマ(部屋)による情報の整理だけでも、結構色々なことが可能になるような感じもありますが、コトやコトノマの編集がまだ出来ないし、さらには Oinker 最大の機能である「つながりを作る機能」もないので Cotoami の全貌はまだ見えていません。


Cotoami の最新バージョンは https://cotoa.me/ で試験運用中。

Cotoami のロードマップ: https://github.com/cotoami/cotoami/issues/2

細かな更新情報は Twitter でつぶやいています: https://twitter.com/cotoami

ソースコードはこちら: https://github.com/cotoami/cotoami

@__tai2__さんによるCotoami開発日誌: https://cotoami-dev.tumblr.com/

Cotoami成長記録 (4) – コトノマの共有

次の大きなヤマはチャット機能。今月中に実現できるよう頑張りたいと思います。

出来ませんでした _| ̄|○

チャットに必要になるコトノマの共有機能と、自分が参加しているコトノマが分かるように、コトノマ一覧機能を作ったところで力尽きました…

というわけで、現状の Cotoami は、コトノマの中身はシェアできるけど、内容はリアルタイムに更新されない、言わば掲示板レベルのハリボテです。

コトノマには以下のような感じでメンバーを設定できるようになりました(サインアップしてない人への招待機能は未実装)。

cotonoma-members

コトノマ一覧は、以下のような感じで端末によってレスポンシブに表示されます。

PC(左側に表示):

cotonomas-pc

スマホ(ヘッダーからプルダウン):

cotonomas-mobile

一覧の内容は現在地のコトノマ内で作られたコトノマのみに絞り込まれます(ホームではアクセス可能な全てのコトノマを表示)。

来月の今頃にはチャットでウハウハになっていることを願って…

Cotoami成長記録 (5) – リアルタイムチャット


Cotoami の最新バージョンは https://cotoa.me/ で試験運用中。

Cotoami のロードマップ: https://github.com/cotoami/cotoami/issues/2

細かな更新情報は Twitter でつぶやいています: https://twitter.com/cotoami

ソースコードはこちら: https://github.com/cotoami/cotoami

@__tai2__さんによるCotoami開発日誌: https://cotoami-dev.tumblr.com/

Cotoami成長記録 (3) – コトとコトノマ

今回は重要な機能を追加しました。その名も「コトノマ」機能です。

Cotoami では、投稿される情報の単位を「コト」と呼んでいます。その「コト」をグルーピングするものが「コトノマ」です。ファイルシステムのフォルダやディレクトリ、チャットのルーム(チャット機能はまだありませんが)などに相当します。

cotonoma

画面左上の(+)ボタンをクリック(タップ)して、コトノマを作ると、コトと同じようにタイムライン上に投稿されます。投稿されたリンクをクリックすると、そのコトノマに移動します。コトノマの中にまた別のコトノマを作ることも出来ます。

コトと同じように、コトノマも扱うことが出来る。ここが重要な部分です。現状の機能だとまだ有り難みが少ないですが、将来的にはアイデアを生み出す際の力となるはずです。

コトノマからホーム画面に戻ってくると、他のコトノマに投稿したコトやコトノマも含めて、自分が投稿したもの全てが表示されるようになっています。

さて、次の大きなヤマはチャット機能。今月中に実現できるよう頑張りたいと思います。お楽しみに〜。

Cotoami成長記録 (4) – コトノマの共有


Cotoami は誰でもダウンロードして試せるオープンソースプロジェクトですが、 https://cotoa.me/ で最新バージョンの運用もしています。興味のある方は是非是非お試し下さい。

細かな更新情報は Twitter でつぶやいています: https://twitter.com/cotoami

ソースコードはこちら: https://github.com/cotoami/cotoami

Cotoami成長記録 (2) – サインイン

ひたすら匿名で投稿するだけだったハリボテメモ帳に、サインイン機能を追加しました。

認証はメールアドレスのみで行うシンプルなもので、ユーザー登録を行う必要もありません。

signin

メールアドレスを送信すると、以下のようなサインイン用のメールが送られて来ます。

signin-mail

メールに書かれたURLを開くとサインイン完了です。

signed-in

アカウントのアイコンやユーザー名は Gravatar のものを利用しています。

サインインせずに匿名(Anonymous)のままでも書き込みを行うことが出来ますが、サインインの際に「Save the anonymous cotos (posts) into your account」のチェックボックスを ON にしておくと、匿名で投稿した内容を自分のアカウントに移すことが出来ます。

まだまだハリボテの段階を脱していませんが、これで「PCで書いたメモをスマホで見る」といったような当たり前の使い方が出来るようになりました。

Cotoami https://cotoa.me/

ソースコードはこちら: https://github.com/cotoami/cotoami/tree/signin

Cotoami成長記録 (3) – コトとコトノマ


(舞台裏)ローカル Cotoami を一瞬で作る魔法のコマンド

現段階でのシステム構成は以下のような感じになっています。

cotoami-2

アカウントごとの投稿内容(Cotoamiでは「コト(Coto)」と呼んでます)を保存するためのデータベース(PostgreSQL)や、サインインメールを送信するためのメールサーバーなどが新しい登場人物です。

既にそこそこ複雑なシステムになってきていますが、minikube というサーバーの箱庭環境があれば、驚くほど簡単にローカル Cotoami システムを構築することができます。

minikube のインストールについては以下の記事を参考にしてみて下さい。

kubectl cluster-info で準備が出来ていることを完了したら、以下のコマンドを実行するだけでシステムが出来上がります。

# 魔法のコマンド
$ kubectl create -f https://raw.githubusercontent.com/cotoami/cotoami-infra/signin/kubernetes/all-in-one.yaml

kubectl get pods コマンドで全てのサーバーが「Running」になったら準備完了。

$ kubectl get pods
NAME                           READY     STATUS    RESTARTS   AGE
cotoami-3593364574-ji2wy       1/1       Running   1          15m
maildev-2318592657-ag3ib       1/1       Running   0          15m
postgres-4226949952-8dk6q      1/1       Running   0          15m
redis-master-517881005-pqvud   1/1       Running   0          15m

WebアプリのURLを知るためには、以下のコマンドを実行します。

$ minikube service cotoami --url
http://192.168.99.101:31923

出力されたURLをブラウザで開くと、Cotoami の画面が表示されるはずです。

サインインメールは maildev というダミーのメールサーバーが受け取るようになっています。以下のコマンドで maildev の URL を取得して、

$ minikube service maildev --url
http://192.168.99.101:32261
http://192.168.99.101:30914

出力された二つの URL の内、上の URL をブラウザで開くと、

maildev

こんな感じで送信されたサインインメールを見ることができます。サインイン URL の先頭が http://cotoami となっているのを、minikube service cotoami --url で出力された URL に置き換えてブラウザで開くと、サインイン完了です。

Cotoami成長記録 (1) – ハリボテメモ帳的な何か

今月から始まった Cotoami プロジェクト。開発途上のバージョンからどんどん公開して、開発が進むに連れて変わって行く様を、逐一こちらに記録して行きたいと思います。

まずは第一歩ということで、ハリボテメモ帳的な何かから出発。

cotoami-1

Cotoami http://cotoa.me/

上のサイトにアクセスするとすぐに試せるので適当に何か書き込んでみて下さい(書き込んだ内容は本人にしか見えません)。同じブラウザでアクセスする限り、書き込んだ情報は維持されます。ハリボテなので、データが突然消えることがあるかもしれませんが…

このハリボテアプリのシステム構成は以下の通り、

cotoami-1

ハリボテとは言え、データは Redis に保存したりしてます。

この段階のコードは以下から見ることができます。

Cotoami成長記録 (2) – サインイン